経年によってどうしても免疫力が下がる高齢者は、体内に老化の要因「活性酸素」をためやすくなっています。だからこそ、日々の生活の中で体に負担のない範囲で温泉を上手に活用して、免疫アップを図りたいもの。医療も不十分だった昔、そうやって自分の体を護ってきた先人の知恵に今こそ学びましょう!
体の老化と深い関係がある「活性酸素」。
もともと体にはこの活性酸素をブロックする防御システム、酵素が備わっています。しかし、残念なことに便利な生活の中で私たち自身がさまざまな化学物質をつくり出してしまったことで、今では体内の酵素だけではこれを防ぐことができなくなっています。中でも特に最強とされる活性酸素「ヒドロキシルラジカル」に効果のあるサプリメントは現在、この世に存在していません。
健康上の問題で誰の介護も受けることなく自立した生活ができる、いわゆる「健康寿命」の平均値が高いのは、最新医療が充実した都市部ではなく実は地方です。その理由には自然環境の素晴らしさや食材の良さ、そして温泉利用があると言われています。世界屈指の温泉大国に生まれた幸運に感謝しながら今後は病気になりにくい体、また、もし病気になっても治りやすい体を日頃から意識して取り組んでいきたいもの。
日々の仕事に追われ、あなたはついついお風呂をシャワーだけで済ませていませんか?それがゆくゆく、寝たきりや認知症の原因のひとつになって、時間をもっともっと大きく失ってしまうかもしれません。私たちは湯に浸かり体の深部から体温を上げて血流を促すことで、病気になりにくい抵抗力のある体を維持しています。ある程度歳を重ねたらなおさらに、この体を冷やさないことが重要です。それに加えて適度に歩くこと、野菜を中心とした和食の食事をすること、そしてよく笑うこと、この4つが健康のカギです。
高湯温泉のように湯に威力がある温泉なら、できれば年に2、3回、2泊3日程度の「プチ湯治」をおすすめ。現代は「健康寿命」を全うするためのまさに総力戦時代!老いも若きも一年のライフサイクルに、頑張る自分の体を応援する気持ちでプチ湯治を組み入れてみましょう!
習慣化すればするほど、じわじわ変わってくる自分の体に気付くはずです。